米大統領の外交政策が国益にかなう場合、われわれは大統領が所属する政党がどこであれ、その政策を支持したいと考えている。しかし、すべての問題を短期的な政治的利益のために利用しようとする現在の米政府の下では難しい。  その最新の例は、北米上空で行われた過去2週間の前例のない軍事行動について、16日になってようやく、通り一遍の説明をするためにジョー・バイデン大統領を登場させたことだ。バイデン氏は、ほとんど中身のない説明をすると、質問さえ受け付けず、10分もしないうちに退場した。