8. ハナウマ湾
オアフ島の南東部は、屈指の美しいビーチが点在するエリア。その筆頭でもあるハナウマ湾は言わずと知れたスノーケリングスポットで、ハワイ語の「カーブした湾」という名前どおり、緩やかな曲線を描いた浜辺に美しい珊瑚礁が広がっています。浅瀬でも色とりどりのトロピカルフィッシュが優雅に泳いでいるので、普段はあまり泳がないという人でもぜひゴーグルとフィンを使ってスノーケリングをしてみてください。
そんな全米ベストビーチの常連でもあるハナウマ湾は、いわゆるパブリックビーチではなく、海洋保護区。ハナウマ湾では魚やサンゴなどの海洋生物と、美しい海を守るために自然環境の保全活動に取り組んでいます。
2021年からは美しい海の状態を維持すべく、オンライン予約制を導入。1日の利用人数を制限するなどして、観光と環境のバランスを保つことで持続可能性を高めています。ハナウマ湾にかぎったことではありませんが、ハワイの美しい海をこれからも残していくためにも、「ゴミを持ち帰る」「魚に餌を与えない」「サンゴの上には立たない」といった誰でもできることを心がけることが大事です。
9. ラニカイ・ビーチ
ウインドサーフィンの町として知られていたオアフ島東海岸にあるカイルア。今やおしゃれなショップやカフェ、レストランが増え、ワイキキに次ぐ人気タウンへと成長しました。そんなカイルアにあるのが、「天国の海」を意味するラニカイ・ビーチです。全米ベストビーチに輝いたこともあるラニカイ・ビーチはきめ細かい純白のパウダーサンドに、コバルトブルーの海が広がるまさに天国のような場所。
今でこそ人気ビーチとして有名になりましたが、基本的には住宅と住宅の間を抜けてアクセスするため、町の住人たちのプライベートビーチのような位置づけでした。また、ビーチパークではないため、シャワーやライフガード、駐車場はありません。あくまでも地元の人たちのビーチにお邪魔している、という感覚で最低限のマナーを守って利用しましょう。
車の場合は徒歩で20分ほどのカイルア・ビーチパークに停めるか、レンタサイクルでのアクセスをおすすめします。