米アップルの元幹部2人が設立したスタートアップ企業、ヒューメインが新たな資金調達ラウンドで1億ドル(約138億円)を調達した。チャットボット(自動応答システム)「チャットGPT」の開発で知られる米オープンAIと米マイクロソフトとの提携も明らかにした。ヒューメインはイムラン・チョウドリ氏とベサニー・ボンジョルノ氏が創業。人工知能(AI)を消費者向けデバイスに組み込んだ製品を今春に発売する予定だ。発売する製品の詳細は明らかにしていない。公開された特許によると、ヒューメインは投影されたスクリーン上でユーザー同士が交流できるウエアラブル製品の開発に取り組んでいるとみられる。チョウドリ氏とボンジョルノ氏は夫婦で、長年にわたり幹部として働いていたアップルを2016年に退社した。