米フェイスブックを傘下に擁するメタ・プラットフォームズは向こう数カ月で1万人規模の人員削減を実施すると表明した。厳しい経済情勢を背景に、効率化に向けて大規模レイオフの第2弾に動いた。マーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は14日付の従業員宛て電子メールで、今後数カ月で複数の段階に分けて人員整理を実施することを明らかにした。「効率の年」にする取り組みの一環として採用ペースを落とし、一部事業を中止する。ザッカーバーグ氏によると、まず採用チームを削減対象とし、4月終盤にテクノロジー部門でリストラやレイオフを実施する。ビジネス部門での人員整理は5月を予定している。ザッカーバーグ氏は「厳しいことだが、避けられない」とし、「こうした組織変更を今年できるだけ早急に実施し、この不透明な時期を乗り越え、将来の重要な業務に集中できるようにしたい」と書いた。