米マイクロソフトは、ビデオゲーム「コールオブデューティ(CoD)」の提供についてクラウドゲーム会社ブーステロイドとも合意した。ブラッド・スミス社長が明らかにした。マイクロソフトはCoDを保有する米ゲームソフト大手アクティビジョン・ブリザードを750億ドル(約10兆1000億円)で買収する計画。スミス氏によると、規制当局から買収への承認を得るため、今後も同様の合意を結ぶ考えだ。マイクロソフトによると、ブーステロイドは独立系クラウドストリーミング企業としては最大手で、欧州連合(EU)、英国、米国を含む全世界で約400万人のユーザーを抱えている。マイクロソフトのアクティビジョン買収が成立した場合、10年契約により、ブーステロイドの顧客はCoDを含むアクティビジョンのゲームをストリーミングできるようになる。マイクロソフトがこのような契約を結ぶのは3社目。これまで任天堂や、米画像処理半導体(GPU)大手エヌビディアと同様の契約を締結している。
マイクロソフト、「CoD」提供で3件目の合意 買収承認へ
スミス社長によるとソニーとは現在協議を行っていない
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