米新興ニュースメディアのバズフィードは編集部門に対し、トラフィック増加に向けて記事の数を増やすよう促している。部門赤字が止まらず、減収が続くことへの危機感が背景にある。カロリナ・ワクラウィアック編集長は最近の会議で、記事数とトラフィックを増やすことは、年内の黒字化を目指す編集部門の取り組みの一環との認識をスタッフに示した。ワクラウィアック氏は「広告市場、経済、景気後退など、私たちの力ではどうにもならないことが数多くある」とした上で、「私たちがコントロールできるのは、毎日どれだけの数の記事を掲載するかということだ」と語った。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は会議の記録を確認した。ワクラウィアック氏は、編集部門の規模が「以前よりはるかに小さくなった」中で、記事本数の増加が求められていると述べた。
米バズフィード、記者に本数増促す 赤字継続で危機感
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