米マイクロソフトは先月、人工知能(AI)を搭載した最新版の検索エンジン「Bing(ビング)」を公開するわずか数日前、セキュリティー上の深刻な欠陥を修復していた。  欠陥を発見したのはセキュリティー会社ウィズの外部研究者だった。マイクロソフトのクラウドプラットフォーム「Azure(アジュール)」上のアプリの設定に意図しない抜け穴があり、Bingを使用している人の電子メールや文書にアクセスできる状態だったという。  ウィズのアミ・ルトワック最高技術責任者(CTO)によると、マイクロソフトは2月2日にこの問題を修正した。