ツイッターがこれまで本人確認済みのアカウントに付与してきた青いチェックマークの廃止を決定したことで、ソーシャルメディアに長年定着してきた「ステータスシンボル」の一つが消えることになる。一方で、なりすましを懸念する著名人からは不満の声が上がっている。ツイッターはこれまで、著名人のアカウントについては、ユーザー名の横に青い認証バッジを無料でつけることで、本人であることを明示してきた。だが、4月1日からは認証アカウントを取得するには、モバイル端末かウェブブラウザー経由で支払うかにより、月額8~11ドル(1000~1500円)を支払う必要がある。この新たなサブスクリプション(定額制)サービス「ツイッター・ブルー」では、ツイートの編集など、他の機能も利用できる。昨年終盤にツイッターを買収したイーロン・マスク氏は27日、4月15日からツイッターの推奨アルゴリズムで目につくよう表示されるのは、認証アカウントのみになると明らかにした。偽情報を大量に拡散したりする「スパムボット」を排除するには、こうした規定が必要だという。ところが、多くのユーザーから批判が上がったことで、マスク氏は28日に修正案を発表。ユーザーがフォローするアカウントについても、アルゴリズムで表示されるようにするとツイートした。
ツイッターの青い認証バッジ有料化、セレブが反発
「となりのサインフェルド」のジェイソン・アレクサンダー氏らが批判
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