「読者が選ぶビジネス書グランプリ2023」で総合グランプリとビジネス実務部門賞をダブル受賞した『佐久間宣行のずるい仕事術』。人気プロデューサー・佐久間宣行さんが20年以上かけて磨いてきた「誰とも戦わずに、好きなことで、効率的に成果を出す方法」を伝授する本書に、絶賛の声が多く寄せられた。
そこで、受賞を記念して、その悩み「佐久間さんに聞いてみよう」をテーマに、仕事にまつわる悩み・質問を大募集。本連載では、職場の人間関係やメンタルの改善、就職・転職活動に今すぐ役立つ、佐久間さんの回答を公開します。（構成／根本隼）
Q. 第1志望の企業の面接に落ちました
質問者：20代男性
――私は現在就活中です。先日、第1志望の企業の1次面接を受けたのですが、落ちてしまいました。社会から「無能」という烙印を押されたようで、ショックが大きいです。
どうやって踏ん切りをつけて、この先進んでいけばいいでしょうか？
1次面接は「ガチャ」だと割り切ろう
佐久間さんからの回答↓
大前提として、1次面接は実力よりも「運」で決まる、要するに「ガチャ」的な要素がすごく大きいということを知っておいた方がいいですね。
選考が進むと面接時間が長くなるので、その分じっくりと人間性を見られる。だけど、1次面接は短時間だから自己アピールがしづらいし、面接官の体調や機嫌といった「当日のコンディション」にも左右されてしまう。それが、就活の実態です。
なので、1次面接の結果と、あなたが無能かどうかとは全く関係ありません。
「1次面接＝ガチャ」というのは事実。だから、たとえ落ちても「運が悪かっただけだ」と割り切るか、結果を引きずって苦しみ続けるか、その切り替えの早さで人生が変わります。
「どうやって踏ん切りをつけようか」と悩むのは今すぐやめて、次の選考への準備に注力した方がいいですよ。
（本稿は、ダイヤモンド社の公式Twitterアカウントで募集した「あなたのその悩み、 佐久間さんに相談してみませんか？」キャンペーンに寄せられたお悩みをもとにした『佐久間宣行のずるい仕事術』グランプリ受賞記念連載です）
