英語とは縁遠い新潟の片田舎で生まれ育ち、勉強はからっきし苦手。とくに英語は、be動詞も理解していなかった。それでも大学を受験。偏差値38の学部を2つ受験するも、どちらも不合格……。それがいまやネイティブや帰国子女に間違われるほど英語を操り、YouTubeでさまざまな国籍の人々にインタビューしまくっている。いったい、どうやって英語力を身につけたのか? 初の著書『バカでも英語がペラペラ! 超★勉強法 「偏差値38」からの英会話上達メソッド』(ダイヤモンド社)で、超効率的な勉強法を初公開! 本書より一部を抜粋・編集し、夢を叶えたとっておきのコツを全部教えます!
だまっているとヘンなヤツ?
【前回】からの続き ボクが大学生の頃、海外旅行をしていたとき、宿泊していたホステルには、ラウンジやダイニングなど、ゲストが共用できるスペースがよくありました。
自分の予約した部屋やそういった共用のスペースに入る際、ボクは当初、日本でやるように、ほかの人と目を合わせないようにして、すっとその場に入り込みました。
日本では当たり前のふるまいですが、誰とも話さず、そっと静かにしていると、「ヘンなヤツ(weirdo)」と思われたのか、もう少しポジティブに見積もっても「introvert(内向的)」と思われたのか、声をかけてもらえなかったのです。
簡単なフレーズで会話を広げる
目があったら必ず、「Hi, what's your name?(やあ、名前はなに?)」「This is the first time for us to meet, isn't it?(会うのはじめてだよね?)」「How long have you been staying here?(いつからここに泊まっているの?)」「Where did you come from?(どこからきたの?)」と、声をかけ合うのが礼儀のようなもの。そのことに、あとから気づいたのです。
軽くスモールトークをして、相手がさほどフレンドリーでなければ、そこで会話を終わらせる。逆に話がはずむようだったら、「Do you know any good restaurants around here?(このへんで美味しいお店、知ってる?)」などと会話を広げて、一緒に遊びに行ったりしていました。
スーパーのレジで話しかけてみる?
北欧などでは、見知らぬ他人と積極的に関わることを好まない地域もあります。とはいえ、とりあえずは、目があったらニッコリ笑い、ひと言、ふた言の会話をするのは、当たり前だと知っておいてください。
ここでは、先ほどお話ししたカフェの例以外に、見知らぬ人とよく会話する場面での会話例を紹介しましょう。
◉スーパーのレジに並んでいるとき
It seems like you will be busy tonight. What are you cooking?
(なんだか今夜は〔たくさんの料理で〕忙しそうですね。なにをつくるんですか?)
◉エレベーターに乗り合わせたとき
Such a bad weather outside, isn't it?
(外は本当にひどい天気ですね)
※本稿は、『バカでも英語がペラペラ! 超★勉強法 「偏差値38」からの英会話上達メソッド』より一部を抜粋・編集したものです。