「年収1000万→自律神経失調」から、最高の40代に激変させた“3時間朝活”の中身写真はイメージです Photo:PIXTA

40代ともなると、仕事、家庭ともにプレッシャーに苛まれ、押しつぶされそうな日々を送る人も少なくないだろう。だが、1度は過労で倒れ、どん底を経験したといういれぶん氏は、それでも最高の40代生活を手に入れられたという。人生の壁を楽しく乗り越える秘訣について、いれぶん『40代から手に入れる「最高の生き方」 今すぐ知っておくべき人生を左右する「やっていいこと」「わるいこと」』(KADOKAWA)より一部を抜粋・編集してお送りする。

3時間の朝活で
人生が変わった

 これは完全に言い切れます。私の人生は朝活によって激変しました。

 朝活とは、朝、活動すること。私は、早朝4時半に起床し、5時~8時の3時間を主に自己啓発や副業の時間に使っています。私が朝活を始めたのは2020年の5月くらい。それから2年、ほぼ毎日3時間の朝活を続けています。

 朝活で手に入れたものはたくさんあります。まず、何よりポジティブな思考です。朝活の3時間は基本的に、自分のために自分がやりたいことをしています。1日の始まりに必ず楽しいことがあるのです。これって最高じゃないですか?

 私はサラリーマンですので、朝活を始める以前、平日は起きたら身支度を整えてすぐに出社していました。朝、他のことをしたり、考えたりする時間はありません。会社で嫌なことがあって、トラブルが起きている時は寝る前から憂鬱で、朝起きた瞬間どんよりしていました。朝からワクワクすることなんてありません。

 でも、今では毎晩、寝る前にワクワクします。まさに毎日が「遠足前夜」気分。そして、毎日、朝目覚めて気分が良い。そして、気持ちを切り替えて出勤することができる。最高です。

 サラリーマンって、仕事をしている時間が長いから「人生=仕事」って錯覚しがち。なので、仕事で嫌なことがあると人生が嫌になってしまうことも。でも、朝活で仕事とは全く別のこと(私の場合は副業)をすることで、人生は仕事(勤めている会社)だけじゃないということが毎日、実感できる。こういう思考になってからはストレスを抱えることが無くなりました。

 そして、朝活を初めて1年半ほど経った頃、私は副業によって本業よりも大きな収益を得られるようになりました。そう、本業に依存しなくても良くなったのです。

 これによる精神的安心感は想像を絶するものでした。会社で理不尽なことが起こっても、ストレスはゼロ。本業が全てではないと思えるようになってからは、堂々とした意見を言えるようになりました。上司の機嫌を伺わなくても良くなったのです。

 まさか、1年半でこのような状態にまで到達できるとは思っていませんでした。自分でもこのスピード感が信じられません。でも、事実なのです。Twitterで知り合った方々からよく質問を受けることがあります。

 サラリーマンをしながら、そんなに沢山の事をどうやって、こなしているのですか?答えは、朝3時間の朝活なのです。