芸人300組以上のネタ制作に携わり、「コミュニケーションに活きる笑いのスキル」を発信し続けているネタ作家の芝山大補氏の著書『おもろい話し方 ~芸人だけが知っているウケる会話の法則』が話題を集めている。「初対面では“しょうもない話”を積極的に織り交ぜる」「相手の心に10倍響く“感想”の伝え方」「みんなに好かれる、気の利いた“話の振り方”」「すべりを爆笑に変える“おもろい一言集”」など、元芸人ならではのコミュニケーションノウハウが満載の一冊だ。今回は、本書に掲載されている「お笑いタイプ診断」を特別に公開する。あなたはどのタイプ?
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人は5つの「お笑いタイプ」に分けられる
自分のキャラを知り、それを生かす振る舞いをする。スキル以前に大切な笑いのポイントは“自分を知る”ことです。
話し方の究極は人それぞれ。自分に合った方法を取り入れ、自分に合ったウケる話し方を模索することが大切です。
このとき、自分の「お笑いタイプ」を把握すれば、さらにおもしろい人に近づけます。
僕は、ネタのゴーストライターとして、300組以上、さまざまな芸人の「キャラ分析」をしてきました。
その中でわかったのは、人の「お笑いタイプ」は大きく5つに分類できるということです。それぞれのタイプの詳細は『おもろい話し方』を読んでいただければと思いますが、簡単な特徴は次の通りです。
❶ とにかくボケまくる、お調子者!「むじゃきボケ」
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❷ 場をしきり、まわりに的確にツッコむ仕切り屋「MCツッコミ」
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❸ イジリへのリアクションやツッコミで笑いを取る愛されキャラ「イジられツッコミ」
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❹意図せずに笑いを起こす“お笑いモンスター”「天然ボケ」
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❺ いるだけで心やすらぐマスコットキャラ「癒し」
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おおまかに自分がどのタイプかがわかると、自分に合った振る舞い方がわかり、自分に合った笑いの取り方がわかります。また、コミュニケーションも人間関係も、もっとうまくいくようになるでしょう。
それでは実際に、次ページであなたの「お笑いタイプ」を診断していきましょう。