ビジネスマンと札束写真はイメージです Photo:PIXTA

トップ5は1000万円超
1位は大阪の「地主」

 ダイヤモンド編集部の名物企画である「年収ランキング」は、これまで、さまざまな切り口でランキングを作成してきた。とはいえ、3800社超ある上場企業を余すことなく紹介してきたか自問すると、首をかしげざるを得ない。

 そこで今回は、単体従業員数100人未満で、かつ、従業員の平均年齢が30代の上場企業に「あえて」対象を絞ってみた。老舗の大手企業ばかりではなく、創業から比較的新しく、若手人材が主体の企業にスポットを当てるためである。

 作成には、上場企業の有価証券報告書に記載された平均年収データを使用した。対象期間は、2021年4月期~22年3月期。

 果たしてどのような結果になったのか。早速、ランキングを見ていこう。

 1位は、大阪に本社を置く地主(不動産業)で、平均年収は1694.5万円。同社は、事業用定期借地権を活用した不動産投資手法をビジネスモデルに据えている。日本商業開発が22年1月に社名変更した。