国際教養大学はどんな雰囲気?

 交換留学生を含めると4人に1人が留学生。教員も半数以上が外国籍。秋田県出身者は約15%で県外からの入学者が多い。「留学生を含め、いろいろなバックグラウンドの人たちと交流できる」。勉強漬けなので学内の挨拶は朝も昼も夜も「お疲れ」。試験前は図書館で深夜まで励まし合う。

 その一方で、「コミュニティは狭いけどいろんなタイプの人がいて、スパルタ教育という世間のイメージとも少し違う。むしろ都会の大学より競争心がなく、のんびりしている」との声も聞かれた。

 恋愛も学内で。噂はあっという間に広まる。学祭は10月のAIU祭。EAPのクラスごとにダンスや劇を披露する「EAP仮装」など、無邪気な企画で盛り上がる。意識の高い学生が多いが、根は素朴だ。