闇バイトの募集については、SNSや掲示板などを通じ行われているとみられていたが、大手求人サイト「インディード」「エンゲージ」や掲示板サイト「ジモティー」などで実行役を募集していることが明らかになった。

 これら求人サイトでは、「高収入」をうたい、「ハンドキャリー」「回収」のアルバイトなどと称して人材を募っていたという。

 アルバイトを探すときは「高額」「即日現金」「高額即金」「副業」「ハンドキャリー」「書類を受け取るだけ」「行動確認・現地調査」などの言葉に注意すべきであり、求人申込時に匿名性の高いアプリのインストールを求められる場合は特に危険である。

 また、一度応募したものの、怪しいと思いやめようと思ってもやめさせない構図も明らかになっている。

 警視庁は4月、職業不詳の女(20)=群馬県高崎市=を窃盗容疑で逮捕した。女はSNSを通じて詐欺グループに関わり、実家の表札を映した動画などをグループ側に送らされて抜け出せなくなっていたという。

 女は容疑を認め、「クレジットカードの支払いがたまっていてお金がなかった」などと説明。グループとのやりとりの中で詐欺への関与を疑ったが「実家に何かされるかもしれないと思い、断り切れなかった」と話しているという。

 上記の例に加え、犯罪組織は身分証の提出や身分証の写真を送付させ、組織から抜けさせない・やめさせない手口を使用している。

 読者には、自身の家族を加害者にしないためにも、ぜひ、犯罪組織のリクルートの手口を理解し、また、家族に理解させていただきたい。

 加えて、以下の点も家族に伝えていただきたい。

・SNSなどでの現金プレゼントキャンペーンなどに応募しない
・割りのいい高額バイトは絶対に存在しない
・金銭問題の解決について、一人で決断しない(相談させる)
・強盗の実行役は必ず捕まる