【ワシントン】ジョー・バイデン米大統領は予定していた外遊日程を短縮し、債務上限交渉により多くの時間を割く計画だ。議会指導部との新たな協議が16日始まった。  民主党は幾つかの提案に反対を表明し、共和党は政府プログラムの受給者に新たな就労条件を要求するなど、交渉が合意に達するのは程遠いようだった。  緊急性が高まる中、バイデン氏はこの交渉に充てる時間を増やすため、近く予定されている外遊の日程を短縮することを決めた。