ジョー・バイデン米大統領は予定していた外遊日程を短縮し、債務上限交渉により多くの時間を割く計画だ。議会指導部との新たな協議が16日始まった。民主党は幾つかの提案に反対を表明し、共和党は政府プログラムの受給者に新たな就労条件を要求するなど、交渉が合意に達するのは程遠いようだった。緊急性が高まる中、バイデン氏はこの交渉に充てる時間を増やすため、近く予定されている外遊の日程を短縮することを決めた。事情に詳しい関係者によるとバイデン氏は、日本で19~21日開催される先進7カ国(G7)首脳会議の終了とともに21日に米国に戻る予定で、予定していたパプアニューギニアとオーストラリアへの訪問を取りやめる。同氏は17日に米国を出発する。
バイデン氏、G7後に帰国へ 米債務上限交渉で
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