米ミネアポリス地区連銀のニール・カシュカリ総裁は19日のインタビューで、当局者らがもっと時間をかけて過去の利上げの影響やインフレ見通しを評価できるよう、次回の政策会合で金利を据え置くことを支持できると述べた。カシュカリ氏は「ここからもう少しゆっくり動くという考え方に抵抗はない」と語った。「私はもう(利上げは)終わったと宣言することには反対だ。(米連邦公開市場)委員会(FOMC)がより多くの情報を得たいという理由で1回利上げを見送る選択をした場合、私はなぜそれが理にかなっているかを論じることができる」と発言。「もっと情報を入手するために1回見送ることは、『もう終わりだと思う』と言うのとは全く異なるというのが私の見解だ」と続けた。
米ミネアポリス連銀総裁、6月利上げ見送りに「抵抗感なし」
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