成功率96.6%のダイエットとして、今、話題の書「3か月で自然に痩せていく仕組み~意志力ゼロで体が変わる!3勤1休ダイエットプログラム」(野上浩一郎著)。ダイエットにつきものの「我慢」や「意志力」が不要なのに、3か月でするすると自然に痩せて2度とリバウンドしない体が手に入るのは、「ダイエットが続く仕組み」や「挫折ポイントの抜け道」が、しっかり緻密に組み込まれているから。本連載では、本書の中から、「自然に痩せる」ためのさまざまなコツを紹介していきます。

【3か月で自然に痩せる】ダイエットしているのに痩せない人が無意識に摂っているものPhoto: Adobe Stock

バカにできない「飲料」の糖分

 太る食べ物を控えているつもりなのに「全然、痩せない」あるいは「太る」という声をよく聞きます。そんな方は知らず知らずのうちに太るものを摂取している可能性があります。その最も多い例が、市販の甘いコーヒーやカフェオレ。

 朝や昼食後は、気持ちを仕事モードに切り替えるためにコーヒーを飲む人もいるでしょう。「コーヒーを飲まないと、気持ちがしまらない」という声も聞きます。
 自分で砂糖やシロップを入れるものはまだしもですが、市販の甘いコーヒーやカフェオレ、紅茶などにどのくらい砂糖が入っているか認識していますか?
 最近は「コーヒーは体にいい」という見解もあるため、毎日数本の甘いコーヒードリンクを飲んでいる人もいるようです。

 しかし、ブラックコーヒーと甘いコーヒードリンクは、まったくの別もの。1本に角砂糖5~6個分の糖分が入っていることはザラにあります。冷たくても甘みを感じる市販の飲み物は、基本的に砂糖が大量に入っていると考えてください。

 コーヒーやカフェラテ系以外にも、コンビニや自販機で買う飲料は糖分が多いものが多々あります。たとえば、コーラはその最たるもの。炭酸があるとあまり感じませんが、炭酸が抜けてぬるくなった状態で飲むとその甘さに驚くでしょう。

 また、健康的に見える野菜ジュースも1本に角砂糖が約4個相当の糖分が入っているものもあります。必ず、糖分をチェックして飲むようにしましょう。またカフェや自販機で飲み物を買うなら何がいいのかも本書では紹介しています。ぜひ、参考にしてください。

 *本記事は「3か月で自然に痩せていく仕組み 意志力ゼロで体が変わる!3勤1休ダイエットプログラム」から、抜粋・編集して構成したものです。(著者/野上浩一郎 本記事監修/西井義典(医師))