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米半導体大手 エヌビディア が25日に発表した 2025年11月-26年1月期(第4四半期)決算 は、またもや驚異的な内容となったが、26日の米株式市場で同社株は大幅下落した。
世界最大の上場企業となった同社の売上高は681億ドルと、市場予想を大幅に上回り、過去4四半期で最高の伸びを記録した。ただ、それだけでは不十分で、同社株は26日に5.5%下落し、ナスダック総合指数を1%余り押し下げた。
一部の投資家は株価下落について、AI関連企業にとって投資家を満足させるとともにバブルの懸念を緩和することのハードルが一段と高まっていることを示していると指摘。業界の先導者で、昨年4月のトランプ関税による混乱から市場が回復する原動力となったエヌビディアについては、特にそうだろうと述べた。
調査会社ファクトセットによると、S&P500種指数を構成する企業の約94%が第4四半期決算を発表しており、利益は前年同期比で15%伸び、5四半期連続での2桁増益となっている。また、増収率は9.5%に加速している。しかし、こうした好決算にもかかわらず、S&P500種指数は年初来で1%未満の上昇にとどまっている。
過大評価やAIが企業利益に与える影響への懸念が高まる中、投資家の懐疑的な見方はハイテク株に最も顕著に表れている。ダウ・ジョーンズ・マーケット・データによれば、S&P500種指数のIT(情報技術)株はこのままいけば4カ月連続での下落となる見込みで、2018年以来最長の下落局面となりそうだ。一方、素材株は4カ月連続で上昇しており、21年以降で最長の上昇局面となっている。








