【ワシントン】韓国がウクライナへの数十万発の砲弾提供に向けて動いている。これを受け、米政府には多くの国で禁止されているクラスター弾の供与を巡り、難しい判断を延期する余地が生まれている。  韓国は昨年11月、ウクライナ向けに砲弾を提供することを約束したものの、殺傷能力のある兵器の支援提供には二の足を踏んでいた。米国は国防総省の弾薬在庫が減少する中、数カ月間にわたり協力を訴え、韓国は今回の方針転換に至った。  韓国は極秘の取り決めを通じて米国に弾薬を送り、米国はそれがウクライナに届くように手配することになる。ホワイトハウスと韓国の政府報道官はコメントを避けた。