韓国がウクライナへの数十万発の砲弾提供に向けて動いている。これを受け、米政府には多くの国で禁止されているクラスター弾の供与を巡り、難しい判断を延期する余地が生まれている。韓国は昨年11月、ウクライナ向けに砲弾を提供することを約束したものの、殺傷能力のある兵器の支援提供には二の足を踏んでいた。米国は国防総省の弾薬在庫が減少する中、数カ月間にわたり協力を訴え、韓国は今回の方針転換に至った。韓国は極秘の取り決めを通じて米国に弾薬を送り、米国はそれがウクライナに届くように手配することになる。ホワイトハウスと韓国の政府報道官はコメントを避けた。米国防総省は弾薬輸送の方法や完了時期についてコメントを控えたが、弾薬購入について韓国と協議していることを認めた。