欧州連合(EU)の規制当局はツイッターに対し、新たに導入するデジタルコンテンツ関連法をどの程度順守しているかを測るストレステストを実施する。EUの執行機関である欧州委員会のティエリ・ブルトン委員(域内市場担当)がインタビューで明らかにした。同氏によると、5~10人程度の専門家チームが6月下旬に米サンフランシスコを訪問する予定で、コンテンツ規制の観点からツイッターの取り組みを審査する。他の企業にも実施する可能性があるという。テストは任意で、ツイッターは受け入れに同意したという。テストの結果によって制裁金などの執行措置などが科されることはなく、企業にとってはEUのデジタルサービス法(DSA)施行を控えた予行演習になるとブルトン氏は指摘した。