長年の友人、日本で唯一博士号を持つゴルフレッスンプロの安藤秀さんもゴルフ理論を語り出したら誰か止めて~というくらい熱くなります。

 恐らく、そのことが好きで好きでたまらず、また自身の関心が高い領域の仕事を選んだのでしょうが、まさにライフワークというにふさわしい天職になっています。

 50年も生きてくると、自分の好きなこと、嫌いなことが明確になってきます。若い頃は、嫌いな人や苦手な仕事でも我慢して対応していましたが、もう辛抱するのには疲れました。

 これからは自分が好きなこと、楽しみになることを率先して選んで実践していいのです。

 人からなんと言われようとかまいません。

 そのためには自分の心の中で埋もれてしまっている好きなこと、楽しみなことリストを一気に20個は書き出してみましょう。

 まずは「人生は好きなこと、楽しいことを選んでいい!」という認証を自分に出すことをオススメします。

蓄積した疲労は
1週間かけてしっかり解消

実る人=肉体・内蔵を疲れたままにしない
枯れる人=いつも疲労困憊している

 ある朝、首が痛くて目が覚めました。その日以来「頸椎症」で首が痛くて、手もしびれる感じでなにをするのにもつらくて大変困ったことになってしまいました。

 頸椎症はそのまま進行すると歩行にまで支障が出て、手術をしなくてはならない病気と言われています。

 しばらくはだましだまし講演を続けていましたが「もう限界!」と思い切って会社を休んで1週間の「湯治治療」に出掛けました。

 別府温泉の効能高い秘湯に入って、上手な整体師に全身をほぐしてもらう時を過ごしました。散歩程度はしますが、観光や宴会はしません。宿ではこんこんと眠り続けました。

 やはり50年以上も生きてきて、いつの間にか体を酷使してきたようで、かなりしつこい疲労が蓄積していたのです。

 日頃、休養といってもたまの休みに2度寝をするくらいのレベルなので、そうそう回復できていない残念なお年頃なのです。

 なんともだるい、頭が痛い、目、肩、腰が鉛のよう、胃がもたれるなど50歳を過ぎた人なら経験があることです。積年の宿痾なのでそう簡単には根治はしませんが、ひとまず肉体疲労を徹底的に取ることが大切です。