【YouTube79万人、Twitter61万人、Instagram22万人】今どきのママパパに圧倒的に支持されているカリスマ保育士・てぃ先生の子育てアドバイス本第3弾『子どもにもっと伝わるスゴ技大全 カリスマ保育士てぃ先生の子育てのみんなの悩み、お助け中！』ができました！
テレビやSNSで大人気、今どきのママパパに圧倒的に支持されている現役保育士・てぃ先生。そんなてぃ先生のSNSには、毎日膨大な数の悩みや相談が届くといいます。
本連載では、そんなママパパたちに向けて、正論だけではない、すぐに使えるリアルな回答をお伝えしていきます。
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【みんなの悩み】だっこでないと寝てくれません
毎晩だっこしてゆらゆらしないと寝てくれません。大きくなってきたのでしんどくなってきました。
【てぃ先生の答え】「おふとんも安心だよ！」という意識をもってもらいましょう
立ったままだっこしていないと寝てくれないというのは、それが寝るときの習慣になっていて、その子にとっていちばんの安心になっているからです。そこからだっこ寝、おふとん寝に移行したいときは、「おふとんも安心」という意識づけをするとうまくいきやすくなります。
日中でも寝る前でもかまいませんから、おふとんに一緒に触って「ふかふかで気持ちいいね」「温かくて眠たくなっちゃいそう」「ママはおふとん大好きなんだ～」とお話してみてください。そうして、おふとんもいいものだと、子どもが感じられるようになれば、いざ寝るときもポジティブにおふとんを捉えられるようになります。あせらず、少しずつでいいので、おふとんと仲よしになるイメージで進めてみてください。
寝かしつけ便利グッズ
もっと小さいお子さんで、「おふとんにおろすときに起きて泣いてしまう」というお悩みなら、「トッポンチーノ」がおすすめです。モンテッソーリ教育で推奨されている赤ちゃん用の小さなおふとんで、ふだんからトッポンチーノごと赤ちゃんをだっこしていると、背中で感じる感触が常に同じになるので、そのまま下におろして寝かせても違和感なく眠り続けられます。
ホワイトノイズ作戦
寝かしつけのときオルゴールや静かな音楽をかけたりしますが、最近では、換気扇のゴーという音やテレビの砂嵐のサーという音などのホワイトノイズが注目されています。ホワイトノイズの周波数は、気になる生活音を消してくれて、赤ちゃんがぐっすり眠るための環境がととのいやすくなります。YouTubeやアプリでも聴けるので、探してみてください。
上手なトントン
お背中やおなかをトントンするのも定番ですね。トントンはじつはけっこう奥深くて、「早く寝てー！」と思いながら適当にトントンしてもなかなか寝てくれません。
コツは、ゆっくりとしたリズムで、優しくトントンすること。本当は子どもの体に手を添えているだけでもいいくらいです。「こんなトントンされたら落ち着くだろうな」と自分に置き換えてみるとわかりやすいと思います。
本原稿は、てぃ先生著『子どもにもっと伝わるスゴ技大全 カリスマ保育士てぃ先生の子育てのみんなの悩み、お助け中！』からの抜粋です。この本では、子育てがラクになって、親子とも幸せになるテクニックを紹介しています。（次回へ続く）
関東の保育園に勤める男性保育士
保育士として勤務するかたわら、その専門性を活かし、子育ての楽しさや子どもへの向き合い方などをメディアなどで発信。全国での講演は年間50回以上。
他園で保育内容へのアドバイスを行う「顧問保育士」など、保育士の活躍分野を広げる取り組みにも積極的に参加している。
ちょっと笑えて、かわいらしい子どもの日常についてのつぶやきが好評を博し、Twitterフォロワー数は50万人を超える。子育てのハウツーを発信しているYouTubeも大人気。
著書は『子どもに伝わるスゴ技大全 カリスマ保育士てぃ先生の子育てで困ったら、これやってみ！』『子どもが伸びるスゴ技大全 カリスマ保育士てぃ先生の子育て○×図鑑』（ダイヤモンド社）ほか多数。
【著者からのメッセージ】
こんにちは！ てぃ先生です。
僕のインスタやYouTubeチャンネルなどには、子育てに悩むママパパから毎日膨大な数のお悩みやご質問、ご相談が寄せられます。
僕のところにたくさんのお悩みが寄せられるのは、
「一般的なことはわかっているけど、この子に今、具体的にどうすればいいかわからない」という方が多いからなんじゃないかと思います。
だって「子どもともっと関わるようにしましょう」「気持ちに共感しましょう」といったよく言われる正論は、もうみなさん十分わかっていますよね。
それに、正論だけしか教わらなかったら、もしその正論がうまくいかなかったとき、「うちのやり方が悪かったのかな」「私の育て方が間違ってるのかな」って自分を責めてしまうじゃないですか。
そんなこと絶対なくて、そのときたまたま、それが合わなかっただけだったり、そもそも各家庭の環境やその子の個性も違いますから、それに合わせた方法が必要だと、僕は思っています。
お伝えするのは、あくまでも「僕からご提案する引き出し」でしかありません。そう思って気軽にトライしてみてください。
うまくいかなくてもぜんぜん気にしなくていいし、「こう変えたらうまくいくかも！」ってことはどんどんアレンジしてください。みなさんの子育てに少しでもお役に立ちますように！
