インドのナレンドラ・モディ首相は、米国との関係はかつてないほど強固だと述べた。また、地政学的な混乱が続く中、インドは世界の舞台で正当な地位を確保するために動いているとした。モディ氏は就任10年目で初となる米首都ワシントンへの公式訪問を前にウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)のインタビューに応じ、「米国とインドの指導者の間には、かつてないほどの信頼関係がある」と語った。両国間の防衛協力拡大を「米印のパートナーシップの重要な柱」と評価し、その範囲は貿易・技術・エネルギーにも及ぶとした。モディ氏は今週のワシントン訪問に合わせて、インドでジェット戦闘機エンジンを製造し、先進的な軽戦闘機に搭載する契約や、インド洋上およびヒマラヤ山脈の中国との国境付近の監視活動を強化するため、高高度飛行が可能な武装ドローン「プレデター」を米国から数十億ドルで購入する契約を締結する見通しだ。