4万人以上のダイエットを成功させ、自身もウエスト58cmを30年間キープする健康運動指導士・植森美緒の新刊「生きてるだけで、自然とやせる! やせる日常動作大図鑑」。食事制限&運動なしで、部分やせできてリバウンドしないという夢のような方法は、日常動作をちょっと変えるだけという簡単なことだった! 本連載では、「生きてるだけで、自然とやせる!」さまざまな日常動作を紹介していきます。

ウエスト58cmを30年キープ! 疲れてゴロゴロしててもやせる動作とは?Photo: Adobe Stock

・やせる部位:お腹全体
・行う時間:10秒~
・運動強度:中

ウエスト58cmを30年キープ! 疲れてゴロゴロしててもやせる動作とは?

ごろ寝しながらお腹やせ

横向きに寝て、手に頭をのせて寝転んだ状態でお腹を引っ込めます。この動作は脇腹からお腹全体に効きます。

サイズダウンが目的なら、ギューッと強く引っ込めるのを何回かくり返してください。軽めに引っ込めて長めに行うと、カロリー消費を促して脂肪を減らせます。

お腹をしっかり引っ込めることのできる、グラつかない体勢で行いましょう。

やらない日があっても気にしなくてOK

横になってお腹を引っ込める動作は、どんな体勢で行うのか、どのように引っ込めるのかによって狙える効果が違ってきます。部分やせを狙ってがんばってギューッと大きく引っ込めるもよし、カロリー消費を狙ってまったりと長く引っ込めるもよし。

日常動作のよいところは、自分の目的やそのときの気分に合わせて行えるところです。

怠けてやらない日があっても問題ありません。やめてしまわなければOKです。
いえ、やめてもまた始めればOKです。寝そべった状態でお腹を引っ込めるのはダラダラの罪悪感を打ち消してくれるメリットもあります。

はたから見れば、ただごろごろしているようにしか見えなくても、服の下ではお腹をキュッと凹ませている。これ、私がよく行うズルやせ動作です。一般的な腹筋運動より断然お腹ほっそり効果は高いのに、きつさはなし! ほんと、やらない手はないと思いますす。

*本記事は『生きてるだけで、自然とやせる! やせる日常動作大図鑑』から、抜粋・編集して構成したものです。
*著者/植森美緒(健康運動指導士) 監修/金岡恒治(早稲田大学スポーツ科学学術院教授・スポーツドクター)