腕立てGetty Images

 ストレングス & コンディショニング(C.S.C.S.)の認定資格を持つパーソナルトレーナーであるマーティン・ルーニー氏は、「体力というのは、どれだけ重いウエイトを持ち上げられるのか?ということだけではありません。自分の体重に対して、どれだけ強度があるのかが重要なのです」と話します。

 よって彼が指導するトレーニングでは、必ずアスリートの体重をチェックしたのちにメニューを遂行するとのこと。そこでもし、アスリートたちが壁にぶち当たったときは、「筋力をもっとつけるべきなのか」「体重をもっと減らすべきなのか」を見極めた上で彼はアドバイスするとのこと。

 それでは、まず研究結果をもとに導き出された「腕立て伏せ」の有効性を説明した上で、本記事後半からは応用編として、「腕立て伏せ(プッシュアップ)」5種類のやり方を解説していきます。