東京都3カ所が上位にランクイン
毎年常連の湖も

 1位の5カ所に次いで、6位にランクインした5カ所も紹介しよう。6位はCODが0.5mg/リットルで、こちらも東京都が3カ所該当している。

 まず、大島町の弘法浜で、町の中心元町港近くに位置し、伊豆大島最大のビーチだ。伊豆大島は火山島のため黒い砂浜が特徴だ。

 新島村の本村前浜は、東京から約160キロ離れた人口2500人の新島にある人気ビーチだ。白い砂浜が特徴で、ファミリー層にも人気だという。

 三宅村の大久保浜もランクインした。火山の島である三宅島にあるため、前述の弘法浜と同じく、黒い砂浜が特徴的な海水浴場だ。全長2キロもあり、ビーチ沿いにはキャンプ場もあり人気を集めている。

 今回のランキング上位10カ所中、6カ所が東京という結果になったが、全て離島だった。基本的に、海流で水が入れ替わる離島周辺や、人口が少なく生活排水などが混ざりにくい場所にある海がきれいな水質を保ちやすい。

 また、同率で6位には石川県七尾市の富山湾に面する八ヶ崎と、沖縄県・恩納村のタイガービーチもランクインした。

(ダイヤモンド編集部 清水理裕、宝金奏恵)