ダイヤモンド社の書籍編集局では、中途採用で書籍編集の経験者を募集しています。
そこで、4つある編集部の現役編集長たちが、各部の特徴や企画に求める条件、一緒に働きたい人物像などについてホンネで語り合いました。ご興味を持たれた方は、ぜひご応募ください。
詳しい募集要項はダイヤモンド社の採用情報ページおよび「マイナビ転職」をご覧ください。応募〆切は2023年9月11日(月)です。
また、本記事以外にも、近年ダイヤモンド社に転職してきた編集部メンバーが職場について語る座談会記事もこちらからお読みいただけます。[撮影:市川有人、構成:今泉憲志]
4つの編集部それぞれの特徴
──今回、中途採用を募集しているダイヤモンド社書籍編集局には、単行本を編集する4つの編集部があります。まずは各部の編集長の皆さんに、それぞれの部署の特徴などを紹介してもらいたいと思います。
三浦岳(以下、三浦):第1編集部はメンバーが9人で、他社から転職してきた人が7名います。年齢的には30代の人が多いですね。僕はそこそこいっていますが、2人の副編集長は30代前半で、企画やタイトルなどについて部内のメンバー同士でよく相談し合ったり、風通しのいい雰囲気の編集部です。
書籍編集局第1編集部 編集長
大学卒業後、出版社2社を経て2014年にダイヤモンド社入社。2022年4月より現職。主な担当書籍は『Invent & Wander』『1兆ドルコーチ』『父が娘に語る美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。』『「静かな人」の戦略書』『創始者たち』など。
出しているタイトルは、『小学生がたった1日で19×19までかんぺきに暗算できる本』『とにかく仕組み化』『オトナ女子のすてきな語彙力帳』『犬のかわいいところ大全』『「静かな人」の戦略書』など。ビジネス書から翻訳書、児童書、女性書など幅広いです。
そのため、編集会議では、いろんな角度からの意見が出てくるのが面白いです。コピーや見せ方、作り方について、ビジネス書の企画に実用書的な観点から意見をもらったり、その逆もあったり。
横田大樹(以下、横田):第2編集部もメンバーは9人で、うち転職組は8人です。編集部の特徴を考えると、若手の活躍が印象的ですね。2年前に編集未経験で社内異動してきたメンバーが初めての企画で5万部のヒットを出したり。今年の4月に中途入社してきた20代の未経験者もたくさんの企画を出してくれたり。副編集長の2人も、そうした若手や中途入社した人をまめにサポートしてくれています。
テレワークをしている部員が多いので、毎週の編集会議は基本的にオンライン開催です。できるかぎりフェアに、良い意味で編集長の存在感を消せるように、会議の司会進行役を部員全員が持ち回りでやるようにしています。オンラインだとどうしても編集長である僕の発言量が多くなりがちですが、このやり方を繰り返せば、皆が同じくらい発言することになります。同時に、メンバーはSlackで検討する企画への意見を書き込み、それに企画者が反応して議論する。オンラインながらリアル以上に有意義な会議にできていると思います。
出している本のジャンルは第1編集部と同じく非常に多様です。『メイクがなんとなく変なので友達の美容部員にコツを全部聞いてみた』や『旬のカレンダー』といった女性実用から、吉本興業NSCの人気講師による『1秒で答えをつくる力』、半導体やコーポレートファイナンス理論などの硬めの本まで、皆が自分の個性を発揮してヒットを出しています。
寺田庸二(以下、寺田):第3編集部は総勢10名と局内最大の部署です。転職組は僕も含め7名。編集部の大目標は元気に(Genki)、明るく(Akaruku)、楽しく(Tanoshiku)の「GAT編集部」。大モットーは「デビュー作×百年書籍」。編集長になってからの3年間、「全員が10万部超の風景を体感しよう」と言ってきたのですが、10人中5人が新刊10万部突破を実現しました。『頭のいい人が話す前に考えていること』『すばらしい人体』『大丈夫じゃないのに大丈夫なふりをした』『DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール』『勉強が面白くなる瞬間』などです。
この原動力は、2人の敏腕副編集長のサポートにより実現している、毎週水曜の企画会議、若手編集者との定例会、行動フォーカス振り返りMTGにあります。人の企画でもみんなが自分事として、その本のベストの仕上がりを願い、建設的な意見を言い合う。メンバーは常に「本当にその企画に愛はあるか」「誰がなんと言ってもやりたいか」「なぜその著者、その企画、そのタイミングなのか」を問われます。それにより編集者自身の五臓六腑にしみわたる「腹落ち」できた企画は堅牢です。
僕は著者のデビュー作が大好きなので、面白い著者とフロンティア・スピリットを持って、ジャンル横断的に挑戦する部署でありたい。過去の成功法則は捨て、チャレンジ! フルスイング! と言ってますね(笑)。攻めているジャンルも、サイエンス・教養、自己啓発、ビジネススキル、マネー・投資、就職など実に多彩です。
木山政行(以下、木山):第4編集部は他とは異なる独自のチームです。メンバー9人全員が転職組で、管理職3人以外の6人は正社員とは異なる契約を結んだプロフェッショナル編集者です。そのうち半分以上が編集長経験者。編集者は、どの会社でもキャリアを積んで実績を残せば、当然マネジメント的な役割を会社から期待されます。でも、もっと現場でプレーをしたい、自分で手を動かして本をつくりたい、そういう人が第4編集部には集っています(興味のある方はこちらからご応募ください)。こういう編集部は出版業界のなかでも非常に珍しいのでは。編集会議をやっていても、各人のいい意味での自信やプライドをすごく感じます。とはいえ、皆さんフランク。僕はこの4月から編集長になったんですが、とても温かいチームだと思います。編集会議ではツッコミがけっこう厳しかったりするものの、そのツッコミには愛やリスペクトがあるんです。
攻めているジャンルは実用書、ビジネス書、自己啓発書などですが、皆さんベテランとはいえ新ジャンルに挑むことにたいへん積極的で、他者のノウハウも貪欲に採り入れています。新しいジャンルでヒットを出そうと常に狙っている感じがあり、プロ編集者だなぁと。
職場の雰囲気とカルチャー
──書籍部門全体の環境や雰囲気はどうですか?
三浦:よく言われるのは、大人の編集部門だということ。各人が売上目標を達成してくれれば、うるさく管理はしない。やりたいことはほぼタブーなくやれる環境だと思います。不合理な理由で「ああしろ、こうしろ」みたいなことがない。
木山:一方で、ドライで個々人がバラバラの職場というわけではありません。「寂しくないよ」ともお伝えしておきたい(笑)。たとえば、コロナが収まってきた今年5月以降、第4編集部の有志と社内のいろいろな部署の人でご飯を食べるみたいなことをやっています。コロナでそうした機会が減っていたこともありますし。嬉しいことに、みんな積極的に参加してくれるんですよね。そういうコミュニケーション促進みたいな企画には、本当に皆が快く乗っかってくれる。そんな職場の雰囲気はありますね。
横田:三浦さんの言うように、うちの会社のすごく良いところは「合理的で正しいことがきちんとやれる」ことだと思います。当たり前のことのようですが、出版社に限らず、多くの会社ではそれができていません。オーナーや親会社から来た役員、その時のヒットメーカーの声が大きくなってしまうような職場は珍しくないんです。ダイヤモンド社のロゴマークが算盤の玉だというのは、個人的には合理性の象徴であると思っていて、若い人にもそう話しています。
書籍編集局第2編集部 編集長
大学卒業後、他のビジネス系出版社を経て2011年にダイヤモンド社入社。2019年より現職。主な担当書籍は『自分のアタマで考えよう』『統計学が最強の学問である』『ゼロ秒思考』『起業のエクイティ・ファイナンス』『人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている』『新解釈 コーポレートファイナンス理論』『半導体産業のすべて』など。趣味は麻雀。
木山:それは創業者の石山賢吉も喜んでいるでしょうね。
三浦:いろんなタイプの編集者が集まっているので、会議で誰かの企画を検討する際も、ありとあらゆる意見が出てきます。とはいえ、最後は担当編集者本人が決めるんだということは意識してもらっています。意見を言う側には、遠慮しないでざっくばらんに言ってもらう一方で、担当者にも、自由に意見を生かしてもらいたい。優秀な編集者たちのいろんな角度からのアイデアを、いいとこ取りするようなイメージです。こうした議論は、僕自身の担当書のブラッシュアップにも本当に役立っています。
寺田:コロナでどうなるかなと心配でしたけど編集者同士の社内勉強会もよく行われていますね。社内には優秀な編集者がたくさんいますが、みんな個々人の編集ノウハウを出し惜しみせずに開陳するカルチャーです。毎回、うわー、ここまでオープンにするか! と思うことだらけです。
三浦:編集が好きな人が集まっているせいか、ちょっと聞いただけでも色々とアドバイスしてくれますよね。実はみんな教えたがりなのかも(笑)。
──この職場の厳しさについても教えてください。
横田:うちの編集者には、担当書籍に関する数字が個別にオープンにされます。毎月の売上や、発売からの全利益や損失がひと目でわかる。なので、数字が伸びないとそれを見続けるのはつらいかもしれません。合理的に管理すべき部分なので仕方ないんですが。
寺田:クリアに数字が示されるのはシビアとは言えますね。編集者の評価は過去6年分の担当書の「今年度の売上」が基本になっています。毎月、メンバー全員と単品ごとの収支も共有しています。一方、厳格な年間刊行点数のノルマはありません。目先の点数に追われず、ロングセラー志向でつくり込む環境があるのはありがたいですね。
木山:ただ、何かの事情で担当書籍が予定どおり出せないと、次の本にかかる重圧はありますよね。特に刊行点数が少ない人は。
横田:逆説的ですけど、「環境が良いことが逆につらい」というタイミングはあるようです。営業部門は業界でも屈指の存在ですし、これまでの話のとおり企画に関する自由度も高い。だから、営業が売ってくれないとか上司が企画を通してくれないとかの言い訳ができない。でも、そうした環境だからこそ、ほとんどの人が成長してヒットを出すようになっていく印象ですね。
失敗やチャレンジは大歓迎
寺田:そういえば、ある転職者から、「入社前は結果が出ないとすぐ異動させられるんじゃないかという不安があった」と聞きました。でも全然そんなことなくて、かなり長期的に見ていますよね。なぜそんな勘違いが生じるんだろう(笑)?
書籍編集局第3編集部 編集長
大学卒業後、他のビジネス系出版社を経て2005年にダイヤモンド社入社。2020年4月より現職。主な担当書籍は『哲学と宗教全史』『ザ・コピーライティング』『志麻さんのプレミアムな作りおき』『時間最短化、成果最大化の法則』『JUST KEEP BUYING 自動的に富が増え続ける「お金」と「時間」の法則』など。著者デビュー作30作中29作重版。全158作、自前企画の重版率81.2%。
三浦:こわもて編集者が集まっている「虎の穴」みたいなイメージがあるのかなぁ(笑)。でも、入ってすぐに本を出すことを求められる会社もあるなか、ダイヤモンド社には「早く出せ」「どんどん出せ」といったプレッシャーをかける雰囲気はない。拙速につくるのではなく、むしろじっくりつくって満足できる形で刊行し、それがしっかり売れてくれるのが、誰にとっても幸せだという考え方です。
横田:長く読まれる書籍をつくっているのと同じように、編集者のこともかなり長期的に見ている感じですよね。
木山:中途で入ってきたり異動してきた人は、本を出したら必ず売上をドーンと立てなきゃいけないと思うかもしれませんけど、やっぱり書籍って当たったり外れたりするものなんです。たとえ外れが続いている人でも周囲は応援していて、何冊目かでヒットが出れば皆で本当に喜ぶ感じがあります。
横田:だから編集部で話すのは、チャレンジをしていれば外すこともあるのは当然だということ。逆に言うと、重版率を高めることだけが正解ではない。もちろん編集部門全体で見たときに重版率が高いのはすごくいいこと。けれど一編集者としては、思い切りチャレンジしてフルスイングすれば空振りすることもある。それも全然OKなんです。
寺田:いかに担当書のポートフォリオを組んでいくかが編集者に戦略として問われるんだと思います。着実に重版が期待できそうな企画もやりつつ、おもいっきりチャレンジャブル企画や高価格帯企画も同時並行でやる。
横田:そういうことを局全体で理解しているので、新しく来た人の企画も長期間待つし、あまり売れない本が出ても、「次に行こうよ!」って明るく言える雰囲気になってると思うんですよね。
三浦:たしかに売れない本を出した編集者を責めることはないですよね。今回の採用を受けようと検討している方も、失敗が心配かもしれません。売れない本を出しちゃったらどうしようと。でも、当たりも外れもあるなかで、目標達成を目指してもらえればいいわけです。
寺田:他社から転職してくると、みんな失敗したくないと思う。なので、転職当初に出す企画は「置きに行く」感じになりがちです。前職でお付き合いのある著者の企画をやろうとか。もちろんそれが悪いわけではありませんが、たいていうまくいきません。ただ、当編集部の転職組はたくましく、今までやったことがないジャンルに飛び込んで、一作目で20万部超の書籍を出したり。やはりチャレンジする人に勝利の女神は微笑むということなのでしょう。僕からは、編集部は常に失敗を歓迎し、挑戦する風土だということは明確にお伝えしておきたいですね。
企画をどのように判断するのか
横田:どのような基準で企画を判断しているかも話しておきましょうか。まず、重要なカルチャーとして、「パクリ企画はしないぞ」という姿勢は明確にありますよね。会議でも、他社のヒット作に似ていると思う企画が出てきたらちゃんと伝えて、やめてもらうこともあります。他にOKが出ないのは、ヘイト本の企画や、癌などに関する怪しい医療本の企画などでしょうか。それ以外の企画はだいたいやることになるような。もちろん、詰めが甘くて再提出を求めるケースはありますが。
木山:たしかに、見たこともないような奇抜な企画でも「そりゃダメでしょ」っていう反応が編集会議ではほぼなくなった気がします。昔は「ビジネス分野が強いダイヤモンド社として、それってどうなの?」みたいなこともあった。でも、最近は何がヒットするかわからない時代になってきたこともありますし、若い人が意外な企画を出したりすると「おぉ、そういうの来ましたか」みたいな感じで(笑)。二番煎じっぽいものがなくなって、誰も見たことないような企画を歓迎する方向にいっていると思いますね。
書籍編集局第4編集部 編集長
ダイヤモンド社に中途入社し、キャリア系雑誌、データベース事業、『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー』副編集長などを経て2012年書籍編集局に異動し現職。主な担当書籍は『ザッポス伝説』『リバース・イノベーション』『トヨタの自工程完結』『プラットフォーム・レボリューション』『外資系投資銀行のエクセル仕事術』『データドリブン・マーケティング』など。
三浦:そうですね。一見売りにくそうな企画でも、オリジナリティがあれば、その面白さを生かしつつ、どうすればより多くの読者に届けられるかを皆で議論する。うまく掛け合わさって面白いものになったケースはけっこうありますね。
木山;それは営業との会議でも感じます。変わった企画がきても受け止めようとしてくれる。初めて本を書く著者の企画も大歓迎ですし、とてもやりやすいのではと思います。
横田:ダイヤモンド社の書籍部門は、いまや児童書、生活実用、女性実用、ポピュラーサイエンスなど多彩なジャンルで次々とヒットを生み出しています。それは、新ジャンルに好意的な営業部や宣伝部のおかげでもありますよね。
木山:そういった様々なジャンルでヒットを出した経験をもつ編集者がこれほど多くいる編集部隊もなかなかないのでは。だから、部内で交わされる会話もかなり面白い。
三浦:それぞれのジャンルで強みを持つ編集者がいて、一つの企画に対していろんな角度からコメントをくれます。「こういう打ち出し方、見せ方があるよ」と。すごく刺激的だしありがたい。やっぱり同じ分野の人ばかりで話していると発想にも限界がありますから。そんな考え方があったのかと気づいて、それを採り入れると面白いことになったりします。
寺田:局内では、ジャンルとかシリーズで編集部を分けていません。4つの編集部があるというと、よく「どう違うんですか」と聞かれるのですが、編集部ごとにジャンルを区分けしているわけではなく、個々のメンバーが自由に得意分野を掘り下げつつ、新たにチャレンジする分野を攻め続けている。だから、どこの編集部も「多彩なジャンルを攻めています」という話になるのでしょうね(笑)。
「書籍オンライン」の活用
──書籍編集者自ら情報発信する「書籍オンライン」についても教えてください。
横田:「書籍オンライン」(BOL)は、今のうちの好調を支えている重要な要因と言っていいんじゃないでしょうか。本が出たことを世の中に認知してもらうために、多くの出版社は大変な苦労をしています。その点で我々にはBOLというウェブメディアがある。これは本当に大きいですよね。
寺田:昨年から書籍オンライン編集部も新設され、さまざまなサポートをしてくれるのは、「BOLは最高の学び舎」を標榜する当編集部にとって本当にありがたいです。書籍編集者はBOLを使い、読者に対してダイレクトに本に関する情報を伝えられます。この10年以上かけ、試行錯誤しながらみんなでBOLをつくりあげてきました。ぜひ他社にないBOLの魅力を体感していただきたい。
木山:Web記事をつくること自体も面白くて、そこにやりがいを感じている編集者もいますよね。
三浦:Web記事だと書籍の見せ方を変えられますし、本のテーマをさまざまな切り口で読者に伝えられますよね。書店で硬派なコーナーに置かれるような本でも、見せ方を変えたり記事タイトルを工夫したりすることで、より広い読者層にアプローチできます。そこはすごく面白いなと。
横田:その意味で、ダイヤモンド社の編集者になると書籍編集について学べる一方、オンラインコンテンツの編集についてもノウハウが身につく。ストック型とフロー型のコンテンツ編集を両方ともやれる職場だというのは、アピールしておきたいです(笑)。
こんな人に来てほしい
──では、今回の募集でどのような人に来てほしいですか?
横田:成功している編集者は、やはり「ヒット作を出そう」という意欲が強い人です。客観的にそれは否めない。ただそれに加えて、僕はオリジナルにこだわる人に魅力を感じます。オリジナルを出し続ける気概やプライドを良い意味で持っている人に来てほしいです。あと、ジャンルでいうと今のダイヤモンド社にあまりない分野を攻めたい人ですね。これまでも、児童書や女性実用、ポピュラーサイエンスなど新ジャンルでヒットが出ることが組織の活性化に大きく寄与してきました。と言っても、ビジネス書をガンガン攻めたい人も大歓迎ですよ。何と言ってもうちのメイン分野ですので。
木山:僕はやっぱり本が好きな人に来てほしいですね。そして第4編集部のメンバーのように、キャリアや年齢に関係なく、もっともっと編集者として進化したい人がこの職場には合っていると思います。
寺田:僕は知的体力があり、好奇心旺盛な自立した編集者に来てほしいですね。さらに、これまで見たことがない著者を世界中に求める狩人、野人がほしい! 野心家大歓迎。既存のセオリーをどんどんぶち壊しながら弁証法的・アウフヘーベン的共感力を併せ持った“新創造系イノベーター”なら最高ですね。そして10万部、100万部、300万部のベストセラーを狙いながら、2000円、3000円以上の高価格の「百年書籍」もつくれる“二刀流編集者”を絶賛募集中です。
三浦:自分の企画が形になって全国書店に展開されて、さまざまな見知らぬ読者に影響を与える。それが書籍編集の醍醐味だと思いますが、自分がつくった本を一人でも多くの人に読んでもらいたいという人にとって、ダイヤモンド社書籍編集局は理想的な環境だと思います。ユニークな企画でもやってみようというカルチャーがあるし、企画を実現するために前向きで有意義な意見をもらえる。本が出れば書籍オンラインで自ら情報発信して、広い読者にリーチできる。面白い本をつくって世に知らしめたい人、新しいことをやってみたい人は、ぜひこの環境を利用してほしいです。
(終わり)
※具体的な募集要項はダイヤモンド社の採用情報ページをご覧ください。また「マイナビ転職」にも詳しい情報が掲載されています。
※本記事以外にも、近年ダイヤモンド社に転職してきた編集部メンバーが職場の雰囲気や仕事内容を語る座談会記事もこちらからお読みいただけます。