教育系YouTuberの小林尚さん（左） YouTubeチャンネル「CASTDICE TV」より
MARCH・関関同立に受かる人と受からない人には決定的な違いがある――。そう語るのは教育系YouTuberで個別指導塾「CASTDICE」の塾長でもある小林尚さん。自身のYouTubeチャンネル「CASTDICE TV」で、これまで見てきた受験生を分析し、MARCH・関関同立に受かる人の5つの特徴を紹介した。
英語の基礎固めは「夏休み前に」
MARCHや関関同立に受かる人と受からない人の差は何なのだろう？動画では、これまで見てきた数多くの受験生を分析し、受かる人の特徴を5つに集約して紹介している。
1つ目は、英語の基礎が夏休み前に固まっている人だ。
具体的には『英単語Stock3000』（文英堂）レベルを大体暗記できていて『まる暗記ゼロのイディオムマスター』（河合出版）を覚えている単語力を身につけていること。また『英文法レベル別問題集』（東進ブックス）の「1超基礎編」と「2基礎編」を、ほとんど間違えずに解ける状態をいう。
「夏休み前までに英語の基礎が固まれば、長文読解演習を進められる。すると秋～冬前には、英語の過去問は合格点を取れる可能性がある」と小林さん。英語の基礎が固まっていれば、これからの学習で国語や社会を合格点ラインに持っていくことは不可能ではない。ところが「英語の基礎が夏休みに食い込んでしまうと、すべてがずれ込み、受からない可能性が高まる」と警告する。
