誰しも悩みや不安は尽きない。寝る前にイヤなことを思い出して、眠れなくなるなんてことも……。そんなときの助けになるのが、『精神科医Tomyが教える 40代を後悔せず生きる言葉』(ダイヤモンド社)だ。ゲイのカミングアウト、パートナーとの死別、うつ病の発症……苦しんだ末にたどり着いた、自分らしさに裏づけられた説得力ある言葉。心が落ち込んだとき、そっと優しい言葉を授けてくれる“言葉の精神安定剤”で、気分はスッキリ、今日がラクになる!
※本稿は『精神科医Tomyが教える 40代を後悔せず生きる言葉』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。

うかがう

【精神科医が教える】<br />人間関係に恵まれる人、恵まれない人、その決定的な差
顔色をうかがうのと
相手を思いやる
のとは違うのよ。

顔色をうかがうのは、
自分が嫌われてないかどうかの確認。
相手を思いやるのは、
相手が快適かどうかの確認。
不要なのは、顔色をうかがうこと。

「過去と他人は変えられない。あなたが変えられるのは自分自身と未来だ」と、カナダの精神科医エリック・バーンさんはいいました。

他人に嫌われるかどうかというのは、他人が決めること。自分はどうすることもできないのに、他人の顔色をうかがうのはナンセンスとさえいえます。

一方、相手を思いやるのは、自分自身ができること。相手に敬意をもって、相手を大事に想う。その思いは、相手にも伝わります。

他人の顔色をうかがうのはもうやめて、相手を思いやる気持ちを意識してみては?

※本稿は『精神科医Tomyが教える 40代を後悔せず生きる言葉』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。