参拝後には記念に手首に巻いてもらえる「ピリットヌーラ」を
そして、筆者が参拝の最後にいつも立ち寄るのが、デーワーレの中にあるピリットヌーラをもらう場所です。ピリットヌーラとは、スリランカのお寺で手首に巻いてもらえる白い糸のこと。これはお守りのようなもので、お寺を訪問するとお坊さんが白い糸に祈りを込めながら巻いてくれる儀式があります。
カタラガマでは、通常の白い糸に加えカラフルな糸を編んだ物が用意されているので、好きな色を選べます。選んだら、右手首にお経を唱えながら巻き付けてもらいます。その場で祈りを込めながら巻いてもらう必要があるので、参拝した人だけがもらえる記念にもなります。ピリットヌーラをもらうのに料金設定はなく、「お気持ち」を賽銭箱に入れます。
最後に
以前は高速道路がなくコロンボからカタラガマまで車で8時間もかかっていましたが、今は約半分の4時間で訪れることができ、移動時間が画期的に短くなりました。スリランカでは外国人に人気なキャンディやシーギリヤ、ゴールといったところもいいですが、ディープな場所としてカタラガマも一度訪れてみてください。
※本記事は『地球の歩き方』からの転載記事です。