受験生1000人中985位→23位で高校合格!ボーッとしてるだけで偏差値アップの部屋づくりとは?何かを覚えたいときは、それが自然と目に入る環境をつくろう。自室の壁やお手洗い、洗面所の壁、スマホやパソコンのホーム画面に「覚えたいこと」を貼り出すのだ(写真はイメージです) Photo:PIXTA
*本記事は本の要約サイト flier(フライヤー)からの転載です。

おすすめポイント

 新たな技術がどんどん登場し、リスキリングが話題になっている今、あらためて勉強に取り組んでいる方も多いだろう。とはいえ、勉強から遠ざかっていた期間が長ければ長いほど、「体力と集中力が足りず、結果が出ない」「暗記力が低下してしまった」「仕事やプライベートが忙しく、計画通りに進まない」などといった悩みが出てくるものではないだろうか。そんな方にぴったりなのが本書である。

 本書の著者は、30年間にわたって勉強法の研究に取り組んできた望月俊孝氏だ。これまで学びに億単位の投資をしてきて、65歳を超えてなお新しい知識の吸収と自己成長が生きがいであるというから、そのメソッドには説得力がある。

 要約者にとって印象的だったのは、「勉強広告を出す」という勉強法だ。著者のお子さんは、中学3年生の夏、受験生1000人中985位くらいの成績だったという。一念発起した彼は、重要な公式や単語などを紙に書いて自室の壁に貼り、部屋でボーッとしているだけで成績が上がる状態を作り上げた。その結果、成績を23位まで上げ、あこがれの高校に合格したそうだ。「勉強広告」というネーミングは、マーティン・アイゼント博士の「消費者は10回、特定の広告を目にすると、その掲載商品を忘れにくくなる」という発見による。

 本書の特徴は、全項目に科学的エビデンスが付されている点だ。実験結果の紹介も楽しみつつ、ワクワクしたものから試してみてはどうだろうか。(庄子 結)