【総フォロワー数25万人！】長年の教師生活で多くの親と接したなかから生まれた、熱い思いの詰まった言葉を365個掲載した書籍『子育て365日 親の不安がスーッと消える言葉集』が、あらゆる年代の親に刺さると話題。親力アドバイザーとして名高い教育評論家の親野智可等氏がいま子育て中の人に伝えたいことがあります。
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みなさんの家庭では、親子関係は良好ですか？
普通に考えて、親子は最高によい人間関係が築けそうですよね。
なんといっても親子なのですから……。
でも実際には、他人以上に関係が冷えきっている親子が意外と多いのです。
また、そこまではいかないにしても、良好な関係を築けていない親子は本当に多いです。
理由はいろいろあると思いますが、親のほうから「言ってはいけない言葉」をぶつけてしまったケースが多いようです。
例えば、次のような言葉です。
「そんなうそつきに育てた覚えはない」
「お前なんか信用できない」
「また70点とは情けないやつだ」
「何度言ったらわかる？ 頭が悪いな」
「またごまかす。お前は卑怯だ」
「どうせお前には無理だ」
「お前なんかにできるわけがない」
「本当に役に立たない子だ」
「また約束を破った。ずるい子だね」
「弟を泣かすなんて意地悪なお兄ちゃんだ」
これらは口が裂けても言ってはいけない言葉です。
言ったほうは深く考えず、感情にまかせて出ただけの言葉かもしれませんが、子どもは人格否定をされたと感じ、非常に傷つきます。心の傷になって一生引きずることもあります。
そして、それを言った人への不信感も抑えることができません。こうなると親子関係を修復するのは大仕事ですから、絶対に言わないようにしましょう。
◆本原稿は、『子育て365日 親の不安がスーッと消える言葉集』の著者・親野智可等が子どもに関わるすべての人に伝えたい書きおろしメッセージです。（次回へ続く）
