パターン2 お礼を言って切り上げる
メンタルが強い人に向いているかもしれないやり方です。嫌味を言われたら「(ご指導)ありがとうございます!」とお礼を言って会話を切り上げましょう。
嫌味を言う人相手に言い返すのはNGです。相手はもっとやり返してきますし、場合によっては皆さんに嫌なことを言われたと吹聴するかもしれません。
とはいえ、ダラダラと嫌味を聞くのは嫌ですから、そういった場合は話を切り上げる術としてお礼を言いましょう。
「ありがとうございます」といえば話を切り上げられるうえ、「この人、嫌味を言っても反応がない」と相手も少しずつ自分から離れていきます。嫌味を言ってくる人は、こちらの反応を楽しんでいることが多いように思いますので、常に笑顔で対処すればそのうち飽きてくれるでしょう。
パターン3 解決策を質問する
最後は少し特殊な方法です。「どうしてそんなに仕事遅いの?」と嫌味を言われたとしたら「そうなんですよ。自分でも困ってて、どうしたらいいんですね?」と解決策を聞いてしまいましょう。
ほとんどの場合、こういった人は嫌味を言いたいだけなので解決策を持っていません。ですので、黙ってしまったり、「そんなの自分で考えなさいよ」と言うだけです。
仮に解決策が出てきたとしたら参考にすればいいので、一石二鳥と言えるかもしれません。
場合によっては、嫌味は会話のフックで、「私の仕事術を聞いてほしい」という人もいるので、そういった際にも最適です。良し悪しはさておき「よくぞ聞いてくれた!」と相手の機嫌は良くなるでしょう。
以上、3つだけが正解なわけではありませんがコミュニケーションのベースとして覚えておいていただけると幸いです。