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激しい競争の中で勝ち抜くこと。それが成功への道だと信じている人もいるだろう。しかし、PayPal創業後、Facebookへの初期投資で巨万の富を築いた伝説的投資家ピーター・ティールは「競争は敗者のためのもの」と断言する。やる気やスキルがあっても成功できない人は、戦場を間違えている可能性があるという。※本稿は、作家・実業家のロルフ・ドベリ著、中村智子訳『Not To Do List 失敗を避けて、よりよい人生にするためのやってはいけないことリスト』(サンマーク出版)の一部を抜粋・編集したものです。
数多のライバルがひしめく
激戦区で戦うリスクとは
競争がもっとも激しいのは、どこだろう?
あなた自身とあなたのキャリアをいち早く悲惨な状況に追い込みたければ、「熾烈な戦いがくり広げられるところ」へ行くといい。
市場での戦いが激しければ激しいほど、あなたが成功する可能性は低くなる。
100番目のプライベートエクイティ(未公開株式)のファンド運営会社を設立しよう。人気都市ベルリンで1000軒目のバーを、1万軒目の美容室をオープンしよう。
いつも競合の風が激しく吹き荒れる場所にいれば、忙しく、喜びのない、わずかな収入しか得られない人生が保証される。
毎年、2万人の俳優がハリウッドでの成功を夢見てロサンゼルスに向かう。成功するのはそのうちのおよそ20人。
あなたも希望に満ちた人々の仲間に加わろう。あなたは計算が得意ではないようだが、演技はすばらしく上手に違いない。
あるいは、国際的なプロテニス選手になるために全力を尽くそう。ほら、学校時代に同級生全員を打ち負かしたではないか!ロジャー・フェデラーのレベルになれる。いや、もっと高いところを狙えるかもしれない。







