「使い回し」は絶対NG…プロはココで見抜く
紙面版限定の話になりますが、転職活動に慣れていない人は、応募先から返送されてきた履歴書を「もったいないから」と再利用しようとします。
これは絶対にNGです。顔写真をはがして再利用するのもお勧めしません。
応募先ごとに必ずゼロベースから作り直してください。
履歴書に限らずWebレジュメでも「コピペに注意」ですが、履歴書でも内容の「使い回し」が目立ちます。
多くの企業に応募しないと、厳しい転職市場を勝ち抜けないのは採用人事も重々理解しています。しかし節操ないやみくもな大量応募をしていると、人を見るプロである採用人事には「使い回し」は簡単に見抜かれます。応募の手間ばかりかかり落選が続くという結果を招く無益な行為となりますので、絶対にやめましょう。
●若手が犯しやすい「使い回し」例
たとえば、不採用になった応募先と同じ業界、同じ職種に新しく応募する場合、「志望の動機」欄に同じことを書く人がいます。これでは採用人事の心にまったく響きません。
「この人は、入れればどこでも良いのだろう」と見限られます。採用人事は、本音では「御社は私(応募者)にとってナンバーワンでありオンリーワンだ」という想いをきちんと伝えてほしいのです。
「志望の動機」欄以外にも、たとえば
・「希望給与額」に「貴社規定に従います」
・「出社可能日」に「貴社の都合に合わせます」
と汎用的な内容のオンパレードだと、やはり使い回しとみなされるリスクが高まります。
また「希望職種」が求人情報に掲載されている「応募職種」の表記と微妙に違っているケース。たとえば、「ライフプランナー」の募集に対して「ファイナンシャルプランナー」と書いてしまうといったケースです。
「同じ意味でしょう?」と言いたくなるかもしれませんが、表記は間違っています。こういうところで疑われるわけです。
●若手が陥りやすい使い回し事例集
◇志望の動機
「私は大学を卒業して以来、約7年間、住宅営業一筋で頑張って参りました。営業主任も経験しており、この経験を活かして貴社で一生懸命頑張りたいと思います」
⇒住宅営業職であれば、どの企業でも当てはまるような内容だと「使い回し」とみなされる危険性大。必ず応募先に合ったオリジナルのものを作成しましょう。
◇希望職種
求人情報には「企画営業」や「コンサルティング営業」と書いてあるのに、使い回しの癖が出て「営業」とだけ書いてしまう。
⇒求人情報を正しく把握していないと判断され、「当社に対する志望度が低く、大量応募している」と見なされる危険性大。
◇退職理由
「新卒入社後、法人営業で経験を積んできましたが、昨年末に本社管理部門への人事異動を命ぜられました。やはり私は法人営業を続けて行きたい気持ちが強く、この先も法人営業でのキャリアアップを目指したいと思い、新天地を探すべく前職を退職いたしました」
⇒もし応募先が個人も営業対象としていたら、この退職理由は通用しなくなります。応募先の事業内容や今後の事業展開、応募職種の詳細等をきちんと調べておかないといけません。








