「履歴書レベルの書類は、パーフェクトに作成して当たり前」という採用人事の予想を裏切るようなことは絶対にないように(写真はイメージです) Photo:PIXTA
転職活動をする際に、応募先企業と応募者の最初の接点となる応募書類ですが、約20年間、1万人以上の就職・転職活動を支援してきたキャリアカウンセラーの中谷充宏さんによると「若手の応募者の9割は対策ゼロで、まさに「コピペを駆使してチャチャッと埋めた」書類(Webフォーム)を登録し、あえなく失敗している」といいます。中谷さんの著作『20代~30代前半のための転職「書類」受かる書き方』(秀和システム刊)から落とされない応募書類の選び方・書き方を紹介します。
OK履歴書、NG履歴書の記述の違いとは?細かいミスが命取りに!
転職するのに、新卒用の履歴書フォームを使ってはいけないのはご存知でしょう。
では転職者用の履歴書を選択すれば万事OKかというと、決してそうではありません。
ここで、次のページに掲げる、同じ応募者の「OK履歴書」と「NG履歴書」を見比べてください。
NG! スカスカでやる気が見えずスパム応募と秒殺される例
OK!面接に呼びたくなる例
差は一目瞭然でしょう。
一見してわかる違いは、ボリュームです。
「OK」が程よく埋まっているのに比べて、「NG」はスカスカ感が否めません。
特に採用人事が最も注目する「職歴」は、この見本の応募者のように転職回数が少ない場合、「入社・退社」だけでは情報が乏しすぎます。
これではまったくやる気を感じられません。
ここはバランスを調整できるところです。
・シンプルな経歴の人は、配属先や携わった業務内容など詳細に触れる
・転職回数が多い人は、入社・退社の端的な組み合わせを用いつつ、応募職種にPRできる職歴については、少し多めにボリュームを確保する
といった工夫が必要になります。
履歴書レベルの書類は、パーフェクトに作成して当たり前
「退職理由」、「志望動機」、「自己PR」は、履歴書内で唯一フリーに記述できるので、ライバル達と最も差がつくところです。
「NG履歴書」のように、どこでも通用する抽象的な表現やボリューム不足では、スパム(大量)応募、とりあえず応募と見限られてしまいます。
「出社可能日」は、実現可能な日を算出して書きます。
在職中なのに、「すぐ出勤可」だと、現職の仕事を放りだす無責任な人なのではと、社会人としての資質を問われてしまいます。
入社意欲をアピールしようとして「すぐ退職に向けて動けます」という意味で「すぐ出勤可」と書く人も散見されますが、採用人事は上記のように懸念するので避けましょう。
その他、繰り返しになりますが、
・和暦・西暦の不統一
・ふりがなのミス
・希望職種を正確に反映していない
など、「NG履歴書」には、細かなミスが目立ちます。本質ではないところでマイナス評価をされるのは非常にもったいない話です。
繰り返しになりますが、若手といえども既に立派な社会人です。
「履歴書レベルの書類は、パーフェクトに作成して当たり前」という採用人事の予想を裏切るようなことは絶対にないようにしてください。









