ロシア当局によると、今年6月にプーチン政権に対する短期間の反乱を率いた民間軍事会社ワグネルの創設者、エフゲニー・プリゴジン氏を乗せた航空機が23日、モスクワ北西で墜落し、同氏は死亡した。ロシアの民間航空当局は墜落機にプリゴジン氏が搭乗していたことを認めた。ワグネルに関連するソーシャルメディアのアカウントは、エンブラエル「レガシー600」がロシアの防空システムに撃墜されたと主張。目撃者が投稿した動画には、ミサイルが飛行した形跡のようなものと、片翼を失った飛行機が降下する様子が映っている。また、ロシアメディアが公開した機体の破片の画像には、防空ミサイルによる損傷と一致する複数の小さな穴のようなものが確認できる。