米半導体大手エヌビディア が23日発表した5-7月期(第2四半期)決算は売上高が過去最高に達した。人工知能(AI)への関心の急速な高まりが同社の事業を予想以上のペースで前進させていることを示した。売上高は135億1000万ドル。前年同期の2倍を超え、ファクトセットがまとめたアナリスト予想を大幅に上回った。純利益は61億9000万ドルで、これも市場予想を上回った。同社は8-10月期の売上高を約160億ドルと見込んでおり、AI投資ブームが減速していないことを示した。これも市場予想の約35億ドルを上回っている。この売上高見通しが実現すれば再び同社の過去最高を更新し、前年同期の2倍を超えることになる。エヌビディアの株価はすでに今年のS&P500種株価指数構成銘柄でトップのパフォーマンスを示しているが、今回の決算発表を受け時間外で終値比7%高をつけている。