23日に開催された米共和党大統領候補者による討論会で、政治経験のない38歳の起業家、ビベック・ラマスワミ氏が注目を集めた。ドナルド・トランプ前大統領は討論会に参加せず、FOXニュースの元司会者タッカー・カールソン氏とのインタビューをX(旧ツイッター)で配信した。ラマスワミ氏は、知名度が最も低い候補者の1人として討論会に臨んだ。だが同氏は経験豊富な他の候補者らにとって手ごわい存在となり、話を遮ったり論争を挑んだりする場面が目立った。「気候変動はデマだ」と明言し、「連邦国家との戦い」を呼びかけ、「段階的な変化を望むのか、それとも革命を望むのか」と問いかけた。同氏はまた、トランプ氏を強く擁護し、「21世紀最高の大統領」と呼びつつ、国の問題を解決するために新しい世代を選ぶ時だと訴えた。