水煎包(スエジェンバオ)
水煎包は台湾の夜市や朝食の店、町の屋台でよく目にする蒸し焼きで調理した小籠包のような料理です。(厳密には皮の製法が異なるので、小籠包を焼いた料理ではありません)
餡にはニラまたはキャベツに、干しエビ、春雨などの具材が入っています。軟らかくてジューシーな餡とパリッとした外側の生地が絶妙で、一口食べると中から肉汁があふれ出るのでやけど注意です。
餃子のような一口サイズの水煎包は、しっかりとした味わいの台湾グルメで値段も1個5元(約23円)程と手頃です。たいていは袋や箱に串を付けて提供されるので、たこ焼きを食べる時のように突き刺して食べます。
高雄ローカルなお店ですが、筆者が一押しのお店は市内に3店舗を構える高雄果貿來來豆漿です。ここの水煎包はパリッとした皮にジューシーな肉汁がたまりません!水煎包だけでなく、小麦粉の皮で色々なものを包んで焼いた餅(日本人が想像する餅ではない)料理がたくさんあります。蘿蔔絲餅(大根入り)、芝麻餅(ゴマ味)、花生餅(ピーナツ味)、豆沙餅(こし餡味)、焼き餃子や蛋餅、など選ぶのに苦労しそうです。豆乳、紅茶などのドリンクも販売しているので、その場で買ってホテルの部屋でゆっくり食べるのもありです!
住所 高雄市前金區自強一路47之1號
電話番号 07-281-8512
営業時間 5:00~11:00
おいしくて手軽に楽しめる台湾朝ごはんの数々。みなさまもぜひ台湾で現地の人を真似て台湾グルメを楽しんでみてください!
※本記事は『地球の歩き方』からの転載記事です。