時代の変化により、葬儀や法要のあり方、お寺との付き合いは変わりつつある。理由の一つとして、お寺の読経や戒名の授与への支払いが“明朗会計”ではない点が指摘されている。金額とサービスの概要を最初から明らかにする葬儀会社も出てきているが、昔からお世話になっているお寺に依頼して、金額については「お気持ちで結構です」と返されてしまい戸惑う檀家もいるだろう。
一般的な相場は暗黙の了解としてあるのに、なぜ金額は明確に提示されないのだろうか。宗教法人サポートに特化した行政書士の横坂剛比古氏に話を聞いた。(取材・文:遠山怜)