20年以上多くの読者に選ばれ続けてきた大学案内大学図鑑!』が今年もパワーアップして発売された。現役生・OB・OGら5000人超のナマの声によってつくられた本書は他の大学選びのひとつの手段として選ばれている。本記事では最新版である『大学図鑑!2024』の出版を記念して、内容の一部を抜粋し再編集してお届けする。(本記事は2022年12月時点に執筆した『大学図鑑!2024』をもとにしています)

大学生Photo: Adobe Stock

親世代からの評判は悪くない

 大手銀行や商社などから中小まで、求人そのものはいろいろ来る。ブランドイメージが多少の武器になる半面、就職試験で「フェリスです」と言うと、若干ネガティブな印象をもたれてしまうことも。就職課は就職ガイダンスや各種講座の開催から、インターンシップ、個人相談まで、親身になってサポートしてくれる。

「キャリアアドバイザーに気軽に相談できた」(文学部生)。OGとのコンタクトも早い段階でとれる。このところは志望者の増加に対応した、「アナウンス講座」が好評。女子アナ志望者のみならず、キャビンアテンダント(就職率高し!)、販売員、教員など、人前で話す仕事を希望する学生が多く受講している。

「ブレない目標を持っている人、根性のある人も多い。大学イメージからの意外性をアピールして成功した例もあると聞いた」(文学部生)。