対処法2 選択式でコミュニケーションを取る
もう一つは選択式でコミュニケーションを取るというものです。「この仕事お願いします」ではなく、「AとB。どちらかお願いしたんですが、どっちがいいですか」と相手に選択肢を与えましょう。
「自分で選ぶ」というのは、それだけで「選ぶ側」であると認められている感覚になるのに加え、選んだ以上責任も生じます。大事なのは自尊心を傷つけないように対応することです。
仮に「AもBも無理」と言われてしまった場合は、「それなら私も〇〇はできない」など、あくまで条件を提示しながらコミュニケーションを取りましょう。
もちろん、もっとスムーズにやり取りができるに越したことはないですが、こういった人とのやり取りは正面から向かってしまうと思った以上に疲弊します。正解は上記以外にもたくさんありますが、自分を守る基本的なコミュニケーション方法として頭の片隅に入れておいていただけると幸いです。