簡単に言えば、イーロン・マスク氏は本当に嫌なやつになることができる。ウォルター・アイザックソン氏が執筆した新しい伝記によると、恐らくそのことが事業においてマスク氏を助けもしたし、傷つけもした。12日に発売された伝記「イーロン・マスク」の中で、アイザックソン氏はこの大物実業家の成功と挫折について、その背後にある気質的衝動を説明するため「悪魔モード」という考えを提示した。ただ、マスク氏の台頭を後押ししたのは悪魔モードだけではない。アイザックソン氏は、マスク氏が世界一の富豪になるのに役立った、他の教授可能な方法も詳述している。マスク氏の二つの側面は、起業家や企業経営者を目指す新しい世代の人々がどの特性や戦術をまねるべきかを選択する上で、ビジネススクールの伝承に加えられることは間違いない。