米金融大手ゴールドマン・サックス・グループは、他ではあまり取り扱っていない投資機会、株式非公開のスポーツチームの株式を富裕層向けに提供しようとしている。スポーツ業界の合併・買収(M&A)と資金調達を結び合わせる「スポーツ・フランチャイズ」チームを投資銀行部門に設立する。最大の狙いは、アセット・ウェルスマネジメント部門と連携し、富裕層にチームやスタジアムといった華やかな投資案件を売り込むことだ。ゴールドマンは投資できるチームについては明言を避けた。同社は国内外で取引を仲介しており、これまでに売却したのは、英サッカーチーム「チェルシーFC」や自動車レース「フォーミュラワン(F1)」のほか、米プロフットボールリーグ(NFL)チーム「テネシー・タイタンズ」の少数株などだ。
ゴールドマン、富裕層にスポーツチームの株提供へ
投資銀行部門に「スポーツ・フランチャイズ」チーム設立
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