【ワシントン】ホワイトハウスは20日、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)のエバン・ゲルシコビッチ記者(31)がロシアで収監されている問題を巡り、米政府は解放を目指して「非常に活発」に協議を進めているが、交渉は難航する可能性があると警鐘を鳴らした。 米国家安全保障会議(NSC)のジョン・カービー戦略広報調整官はMSNBCとのインタビューで「エバンが収監されて以来、われわれは1日も休むことなく、この件に尽力してきた」と述べた。2020年にスパイ罪で禁錮16年の判決を言い渡され、ロシアで服役中の米ビジネスマン、ポール・ウィーラン氏の解放にも取り組んでいると付け加えた。