米アマゾン・ドット・コムは、ハードウエア事業から撤退しつつあるとはとても言えない状況にある。実際のところ、音声アシスタント「アレクサ」への肩入れは少しばかり強まっているようにさえ見える。  アマゾンは20日、毎年秋恒例のデバイス発表イベントを開いた。この10カ月ほど前にウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は、コストを削減すべき分野を探している同社の上層部がハードウエア事業に厳しい目を向けていると報じていた。その後に実施された合計2万6000人規模のレイオフは、ハードウエア部門に厳しいものだった。