顔が伸びるのを
不得意”にする施術とは?

 来院者の中でも多いのが、マスクを長期間していた影響で中顔面(下まぶたから上唇まで)や、人中(鼻下から上唇の間の溝部分)が長くなり、顔が縦に間延びした印象になっているケース。

行列ができる「小顔矯正」は、美容男子の聖地だった!薩摩宗治 さつま骨格矯正鍼灸整骨院総院長

「この場合、あごが下がり、顔がどんどん伸びていくのが“得意”な状態になっています。正しい位置にあごを戻すよう施術し、顔が伸びるのを“不得意”な状態にさせます。」

 ちなみに同様の悩みの場合、マスクの着用が個人の判断にゆだねられるようになってから、女性の間では「中顔面短縮メイク」や「人中短縮メイク」と呼ばれる“目の錯覚“を利用したメイク法が注目され、美容雑誌でも特集が組まれるほどになりました。しかし、男性で日常的にメイクを取り入れている人は少数。

「女性に比べてメイクを日常的にしない男性は、そのぶん1回の施術でも変化を感じやすいと言えます。満足して帰れられる方が多いですね」