たった90日で劇的に成績を上げる新メソッド、一挙公開! 学年最下位をとっていた落ちこぼれが、勉強に目覚め、たった90日で「京大模試D判定⇒A判定&全国1位」に。そして京大に合格。そのときの勉強法を再現性あるものに練り上げ、「いつ、どの教科を、どう勉強するか」という受験戦略を構築。その勉強メソッドをまとめた『逆転合格90日プログラム』が10月11日に発売された。この特別寄稿は、その著者であり、予備校講師として、京大、早慶、医学部など、多数の合格実績を叩き出し、京大模試で偏差値84.9を獲得した篠原氏が語る「勉強法」だ。

【英語】いきなり成績が上がる「英作文の5大奥義」Photo: Adobe Stock

いきなり成績が上がる、すごいテクニック

 本日は、知っているだけでトクをする「英作文の5大奥義」をご紹介します。

①冠詞で困ったら無冠詞・複数形にする

 我々日本人の感覚からすると、「冠詞」は非常にやっかいで、意味が分からないことが多いです。

 そこで、藪をつついて蛇を出すことにならないように、冠詞で困ったら「無冠詞」で「複数形」にすると、無難に逃げることが可能です。ちなみに、「藪をつついて蛇を出す」は英語で「寝ている犬は寝かしておけ(Let sleeping dogs lie.)」です。文化の違いが垣間見れますね。

②過去形か完了形か迷ったら過去形にする

 時制の一致は受験生の必須警戒ポイントですが、「過去形」か「完了形」か、悩むことが多いです。迷ったら「過去形」にしましょう。

 完了形は、単純に文法的に難しくなります。また、英語長文を思い返してみてください。「過去形」はよく見ると思いますが、「完了形」はあまり見ないように思いませんか?

 我々日本人にとって、「完了形」は「冠詞」同様、感覚的な理解が難しいため、困ったら「過去形」で統一した方が無難です。

③主語で困ったとき、あるあるなら「we」、説教なら「you」を使う

 主語で「we」か「you」か困った場合、あるあるネタなら「we」を使いましょう。例えば、「冬に暖房の効いた部屋のコタツで食べるアイスは美味しい」の主語は「we」が適当だと思います。

 一方で、説教めいた話であれば、「you」を使うことをおすすめします。例えば、「勉強法のノウハウを仕入れても、実行しないと意味がない」の主語は、「you」が適当でしょう。

 一般論を言う時の主語で困ったら、この解釈でとらえるとスムーズに選べます。

 残る2大奥義を続けてご紹介します。